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遊☆戯☆王 (18) |高橋 和希

遊☆戯☆王 (18)
高橋 和希
集英社 刊
発売日 2000-05



バトル・シティ大会開始! 2004-10-22
この巻からいよいよ様々な人物の思惑がからみあったバトル・シティ大会が開催される。
収録されているのは遊戯VSレア・ハンター、城之内VSエスパー絽場、海馬VS名蜘蛛(デュエルの詳しい内容は不明)、そして遊戯VSパンドラのデュエル開始まで。
この巻からバトル・シティ篇のラストである31巻まで通して読むと『遊戯王』という作品がテーマに沿って一本筋の通った作品であると感じる。
個人的な意見だが、『遊戯王』という作品は人とのつながり、友情を通して成長していくことがテーマであると思う。
たとえばバトル・シティ篇では海馬は過去の憎しみを乗り越えることが課題であったし、城之内はこの後遊戯と対戦(22,23巻)することで自分が誰かを守ろうとするだけではなく、相手も自分に対して何かしたいと思っていることに気付くことができる。
また、もちろん王様(遊戯のもう一人の人格)とこのバトル・シティ篇のラスボスであるマリクは対戦することで何千年にも渡る宿命を越えていかなければならない。
そしてそれぞれの人物のエピソードを彩るために繰り返し似た場所が出てくることもこの作品の魅力の一つであると思う。
たとえば前回の王国篇の始まりで登場した港のシーンはこのバトル・シティ篇、そして最終章の王の記憶篇まで繋がってくる。
バトル・シティ篇の18巻でも遊戯と城之内がまた会う約束をし、お互いに背を向けて自分の戦いに入っていく場面を心に止めてバトルシティ篇を通して読むと31巻のラストシーンはぐっ、とくるものがあるのではないかと思う。
城之内のレッドアイズ・ブラックドラゴンのカードがいくつかのエピソードの中でどのように活躍しているか気を付けて読むのもおもしろいのではないかと思う。バトル・シティ篇の最初の方から後の方まで重要なアイテムとして登場しています。
読んだ人によって見方は違うので他にもいろいろな面を持っていると思いますが、カード漫画としての側面だけでなく、ストーリー、キャラクタとも読ませる作品であると思う。興味を持った方はぜひ読んでみて下さい。


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